ビジネス

制作会社の周辺機器事情 第3回

スタッフ全員分のパソコンをNAS(TeraStation)にバックアップ

こんにちは、カメラマンの早川です。制作会社にとって、制作したデータは最も大切な資産と言っても過言ではありません。
なので、パソコンが故障したり、データが破損したり消えたりすると非常に困ります。実際に、データが破損して開けなくなって、納品したデータをもとにゼロから作り直した経験も意外に少なくありません。下手すると取引先の信頼を無くし、仕事がなくなるかもしれません。データのバックアップは必要不可欠です。そのため、私の所属する制作会社の場合、バックアップ先にネットワークHDD(NAS)を使用しています。今回の「制作会社の周辺機器事情」は、パソコンのバックアップ先にNASを選んだ理由を紹介します。

 

外付けHDDやクラウドもあるけれど・・・選んだのはNAS

バックアップ先に設定する機器の候補
まず、用途を満たす機器を選定するところから始めました。機器の候補として挙がったのが、「法人向けのNAS(今回選んだのはTS3410DNシリーズ)」「外付けHDD×パソコンの台数分」「クラウドストレージ」の3種類。

検討した内容は大きく3つのポイント。
1. 速度(バックアップにかかる時間)
2. 容量(人数分のバックアップに対応できるか)
3. 安全性(機器の故障した際にデータが保持できるか)

比較するとこんな感じ。

NAS
外付けHDD
クラウドストレージ
速度
容量
安全性

NAS(TeraStation)を選んだ理由
できるだけ、最新の状態でバックアップデータを保存しておきたいので、最低でも1日1回、しかも複数台のパソコンをバックアップすることを考えると、バックアップにかかる時間は短いに越したことはありません。制作会社なので、一日で増える容量からなおさら。そして、データは毎日増え続けるので合計の容量も重要です。
クラウドストレージは、インターネット経由のためバックアップに時間がかかり、さらに容量も複数台のパソコンをバックアップするにはそれ相応の金額の容量プランに契約が必要です。そのため、結果NASと外付けHDDの二択になりました。外付けHDDは、速度・容量ともに申し分ないのですが、パソコンの台数分必要になるので、2~3台程度のパソコンをバックアップする分にはいいかと思います。NASは、速度も容量も十分で、1台で複数台のパソコンをバックアップでき、一元管理できます。
最後に安全性ですが、クラウドストレージは会社の外部にデータが置かれることになるので、NASや外付けHDDと比べると水害や火災などの物理的な災害には強く、バックアップ先としては最も安心といえそうです。手元にデータを置くバックアップ方法としては、複数の内蔵ドライブを搭載し、RAID機能をそなえたNASが安心です。RAID機能を使うと、バックアップしたデータが一部の内蔵ドライブが故障しても復旧可能です。
TS3410DNシリーズは、4ドライブ搭載モデルで、5種類のRAIDモードが設定可能です。しかも、初期設定がRIAD6モードに設定済みなので、なんの設定もせずにバックアップを自動でしてくれます。速度・容量・安心の総合評価で、法人向けNAS(TeraStation)をバックアップ先の機器として選択しました。

 

今どきのパソコンはNASへのバックアップの設定が簡単

さて、我々の場合NASへのバックアップがベストという結果になりましたので、実際に導入です。しかし、バックアップ、しかもNASにと聞くと、なんだか面倒な設定が必要な気分になりますが、今どきのパソコンは実に簡単にバックアップができます。

WindowsでもMacでもたったの3ステップで設定できて、あとは自動で定期的にバックアップを行ってくれます。ここからは基本的な設定方法をご紹介しましょう。

Windows 10の場合
スタートメニューの中にある歯車のアイコンを選択すると、「Windowsの設定」という画面が開きます。

「更新とセキュリティ」をクリックして「バックアップ」を選択します。

「ファイルのバックアップを自動的に実行」をオンにして「その他のオプション」を選択します。

「フォルダーの追加」をクリックして、NASの共有フォルダーを選択したら、定期的にNASにバックアップファイルを作成してくれます。

Mac(Mac OS X 10.11.6)の場合
「システム環境設定」を開いて「TimeMachine」を選択すると「TimeMachine」の設定画面が表示されます。

「TimeMachine」を「入」にして「ディスクを選択」をクリックします。

NASの共有フォルダーを選択したら、定期的にNASにバックアップファイルを作成してくれます。


バックアップを行うと、こんな風に時間を遡ってバックアップの履歴を見られます。

パソコンをバックアップして安心、さらにバックアップしたデータもRAID機能搭載NASなら内蔵HDDの一部が故障になっても復旧可能となるので、よっぽどのことがない限り安心です。

 

バックアップならNASが便利


NASにバックアップを行うと、メンバーのバックアップが一元管理できて便利です。重要なデータこそ、バックアップが大切です。ただバックアップを取るだけでなく、バックアップの保存先にも注目してみるのもいいかもしれません。

▼TS3410DNシリーズ(法人向けNAS)
Amazon: http://www.amazon.co.jp/dp/B01LR8M9ZM
製品情報:http://buffalo.jp/product/hdd/pro-network/ts3410dn/

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