レビュー

スマートフォンからLEDの光を制御! 「玄人志向自作IoTプロジェクト」組み立て編(をやってみた) – その2

ものとインターネットを繋げる「IoT」を誰でも手軽に挑戦できるようにと、PC周辺機器ブランドの玄人志向が自作IoT体験キットを出しています。
第1回第2回に続き、3回目となる今回もキットで「IoT」に挑戦してみたいと思います!
キットの流れ
Raspberry Pi 2 のケースへの取り付け(完了)
Raspberry Pi 2 のセットアップ(完了)
• Blynkの準備とGPIOの動作確認(今回)
• IoT活用例(※応用編)

今回おこなうこと

今回は、初期設定をしたマイコンボード「Raspberry Pi 2B」がきちんと動作するかを確認するため、実際に電気を流してLEDを光らせてみたいと思います。
操作には、Raspberry Piをインターネット経由でコントロールできる「Blynk」というアプリを使います。ついに、モノとインターネットをつなげる「IoT」を試せるときが来ました!

まずはRaspberry Piを操作できるアプリ「Blynk」の準備

http://www.blynk.cc/

Raspberry Piスマートフォンから簡単に操作できる「Blynk」というサービスを使います。iOSとAndroidアプリが出ており、タップするだけで5分もかからずに設定ができるシンプルな操作が可能です。

Raspberry Piだけではなく、Arduino系のボードやESP8266、Intel Edisonといったハードに50種類以上対応しています。
ボタンやジョイスティックなどの操作ウィジェットや、センサーの数値を表示できるグラフなどがあり、IoT開発を簡単に試せます。

「Blynk」のアプリをダウンロードしました! メールアドレスか、Facebook連携でアカウントを作ったのち、プロジェクトを作ります。

わかりやすいように「玄人志向」というプロジェクトを作ってみました。ハードはRaspberry Pi 2/A+/B+を選択。「AUTH TOKEN」にパスワードとなる30字ほどの英数字が表示されます。この文字列は後ほど使うので、メモしておきます。

次にプロジェクトの中身を作っていきます。今回使うのはLEDを光らせるためのボタンのみです。わかりやすいように「LED」という名前にしました!
OUTPUTを、後ほどGP21というところから出力する回路を組むので、「Digital」「gp21」にします。

プログラミングをまったくせずに、操作側の準備が完了しました!

Raspberry PiでBlynkを使えるようにする

次はBlynkとRaspberry Piを繋ぐために、Blynkのプログラムをインストールしておきます。

「Raspberry Pi 2B」に電源やマウスなどを繋いで起動します。Blynkを使うためのソフトウェアをRaspberry Pi 2Bにインストールします。全て指南書に書いているのでプログラミングをしたことがない方でも進められます。

これで接続準備も終わりました。

Raspberry Piを使いLEDを光らせてみる

最後に、Raspberry Piとブレッドボードを繋げ、LEDを光らせるための回路を組みます。

マイコンボードの本体には、ピンコネクターという突起状の電極が並んでいます。今回使うRaspberry Pi 2Bには40本のピンがついており、そのうちの26本がGPIO(General Purpose Input/Output)というデジタル信号の出入り口になるピンです。

そんな、GPIOを含めたRaspberry Piのピンをブレッドボードに接続できるのが、こちらの赤いT字のアイテムです。「GPIO エクステンションボード」と言います。Raspberry Piの本体には、ピンの名前や番号が書かれていないため自分で調べる必要がありましたが、このボードにはピンの名前があらかじめ印字されているのでとても便利です。

これを、虹色の「GPIO ケーブル」とつなぎます。

GPIOケーブルの反対側はRaspberry Pi 2Bに装着します。

これで、Raspberry Pi 2Bのピンをブレッドボードへ拡張できました。さっそく、ブレッドボード上で回路を組んでみましょう!

指南書に従い、黄色いケーブルで21番のピンに出力し、赤いLEDへ電気が流れて光るようにつなぎます。これですべての下準備が終わりました。

BlynkからLEDを光らせてみる

回路を組めたので、あとはBlynkをRaspberry Piとアプリで起動します!

まずはRaspberry Pi上でライブラリーをダウンロードした場所へ移動し、コマンドでメモしておいた自分のアクセストークンを入力します。正常に作動すると、このように表示されます。

[XXXXXXXX]Blynk vX.X.X on Linux(※2016年8月現在はv0.3.8)
[XXXXXXXX]Connecting to blynk-cloud.com:8422
[XXXXXXXX]Ready(ping: XXXms)
これが表示されたら正常に動作しています。
先ほど設定したBlynkアプリから、LEDボタンを押してみます。

ボタンを押すと、LEDが光りました! これで、きちんと動作することが確認できました。

Blynkでモノとインターネットを簡単に繋げられた!

ということでRaspberry PiとBlynkと繋げて、スマートフォンアプリからLEDの点灯ができました! 今回、Blynkアプリではボタンしか使っていませんが、他にもスライダーといったコントローラーや、ゲージやグラフを表示できるディスプレイなどもありました。いろんな種類のツールがあったので、自分が思う通りのIoT開発を試せそうです。

Raspberry Piとセンサーをつなぎ、外出先から自宅の室温を確認したり、自作パソコンと繋ぎ遠隔で電源を入れたりするなんてことも可能ですね。

「IoT」に興味があるけれど、難しくて断念した。そんな方でもBlynkと指南書が難しい箇所をカバーしてくれるので、「IoT」に興味のある方は、最初の一歩として玄人志向のIoTキットを試してみてはいかがでしょうか?

この後の流れを確認

Raspberry Pi 2 のケースへの取り付け
Raspberry Pi 2 のセットアップ
• Blynkの準備とGPIOの動作確認
が終わったので、次回は
• IoT活用例(※応用編)
さあ、基本は理解できたところで、では何を作りましょうか?お楽しみに!

▼ 玄人志向 自作IoTプロジェクト「KURO-IOTEXP/KIT」
製品情報:http://www.kuroutoshikou.com/product/others/others_iot/kuro-iotexp_kit/

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