分解・自作

AUTO POWER SELECT搭載・大容量モバイルバッテリーの中身を覗いてみる。

こんにちは、snappiです。「分解!バラしてガッテン!」第4弾は、モバイルバッテリーです。モバイルバッテリーか〜…実をいうと僕、使ったことないんですよね(苦笑)。一日中外出するような仕事ではないですし、車移動が多いので移動中に充電ができちゃったりして、バッテリー切れで困ることはめったになかったんです。

でも「めったに」ということは、たまにはあるわけで…。スマホが古くなったせいか、アプリを入れすぎたせいか、最近バッテリーの保ちが悪くなってきました。おまけに付属の充電スタンドも調子が悪くて、朝起きた時に「充電できてないじゃん!( ̄▽ ̄;)」なんてこともしばしば。いざというときのために、モバイルバッテリーの一つぐらい持ってないとなぁ、と思いはじめたところだったんです。なんてタイムリーな!

*    *    *

分解!バラしてガッテン! ―BSMPB6701P1シリーズ


早速製品を見ていきましょう。パッケージには「スマートフォンを2.5回充電」「バッテリー容量 6700mAh」の文字が。2.5回というのは、実際にiPhone6sを使ってテストした数値です。従来モデルのBSMPB09シリーズは5200mAh(iPhone5で2.5回)ですから、約30%の容量アップですね。普通の使い方なら必要にして十分な容量ではないかと思います。バッファローダイレクトで税込み4,298円ナリ(2016年9月26日現在)。

※実際の充電回数は、温度、湿度、ご使用される充電ケーブル、本製品とスマートフォンの状態などにより異なります。

この製品の一番の売りは「AUTO POWER SELECT」。iPhoneかAndroidかを自動判別し、急速充電が行える機能が付いています。モバイルバッテリーを使うときはたいてい急いでますからね。急速充電機能は結構重要なポイントだと思います。

今まで知らなかったんですが、スマホの急速充電って、ただ高い電流を流せばいいってもんじゃないんですね。スマホに「急速充電器から給電してますよ〜」という信号を送って、急速充電モードに切り替えてやる必要があるらしい。スマホの種類を検知して必要な信号を送り、急速充電モードにした上で給電するのが、「AUTO POWER SELECT」というわけですね。

※急速充電非対応のスマートフォンに充電する場合は、AUTO POWER SELECTは機能せず、通常の充電を行います。

パッケージから製品を取り出して、従来モデル(BSMPB09シリーズ)と並べてみました。左がBSMPB6701P1、右がBSMPB09、大きさは全く同じですね。サイズはそのままで容量だけ30%も大きくなってるって、いったい中身はどうなってるんでしょう? 気になるところです。見た目的には、ロゴと底面の印刷、あとUSB端子の色が違いますね。赤いUSB端子は「AUTO POWER SELECT」搭載モデルの証だそうです(なんかちょっとオシャレ)。

僕の小さめの手にもすっきりと収まるサイズです。ボタンを押すと4つのLEDインジケーターでバッテリー残量が確認できます。80%以上残っていれば4つとも点灯、3つだと50〜80%、2つだと25〜50%、1つだと25%以下。1つも点灯しないときは給電できないので、バッテリーの充電が必要です。

さあ、分解に入りましょう。モバイルバッテリーと聞いて覚悟はしていたんですが、いや〜見事に隙間がありませんね。どこが隙間かわからないぐらい、上下のケースがぴったりと合わさってます。これはバラシ甲斐がありますね〜!…なんていう心の余裕があるわけもなく。不安な気持ちでいざ作業へ…。

前回使ったスクレーパーを使ってみましたが、全く役に立ちません。なんとか隙間に入りそうなのは磁気カードぐらいか…。ダメもとで端子側の隙間に挿しこんでみたら、わずかに隙間が広がりました。お!何とかなるかも! ここぞとばかりにコジアケ(腕時計の裏蓋を外す道具)を突っ込み、2本のコジアケを駆使してコジコジコジ・・・パキ!パキ!。

ツメが一つ外れたらあとは勢いよく!…というわけにはいかないんですよね〜これが。ツメを一つずつ地道にていねいにパキ!パキ!。今さらていねいに作業したところで、ケースはすでに傷だらけなんですけどね(苦笑)お決まりですが、よい子は決して真似しないでください!

さあ、中身はどうなっているかというと!……え?……電池?
家庭用の乾電池よりは大きいんですが、丸い筒状の見た目はまさしく電池。しかも薄紫色一色の実にそっけないデザインです。「リチウムイオン充電池」なんていうカッコイイ名前なので、なんとなくカッコイイものを期待していたんですが、案外普通なんですね(笑)対して旧モデルの中はどうなってるかとういうと…?

色が違うだけじゃん(笑)
中に入っている充電池の大きさも全く同じでした。容量が大きくなった新しい充電池の搭載によって、製品のスペックを向上させたということですね。やりますね!バッファロー!

BSMP6701P1の充電池の正体を確かめるため、充電池をケースから外そうと思ったんですが、接着剤でしっかりと固定されていて、簡単には外れそうにありません。これ以上やると本格的に破壊してしまいそうなので断念…(勇気がなくてすみません)。

2本の充電池の間には、制御用の電子基板がはまっていました。赤丸で囲んだところが「AUTO POWER SELECT」用のチップ。その他「オートパワーOFF」や「スマホバッテリー保護機能」などの給電制御に必要なチップや、インジケーター用のLED、スイッチなどが載っかっています。両端には、バッテリーを充電する時に使うmicroUSB端子と、スマホへ給電する時に使うUSB端子が付いています。

最後に新旧並んで記念撮影。今回も無事分解できてよかった〜^^

※この記事は製品の中身をご紹介するもので、分解を推奨するものではありません。この記事を参考に製品を分解したために生じた破損・故障等の損害に関してはご対応いたしかねますので、予めご了承ください。
※お客様がご自身で分解された場合、保証期間内でも保証が無効になりますのでご注意ください。
※この記事はBSMPB6701P1BKに関するもので、全ての製品に共通する内容ではありません。
※この記事に関する個別のご質問・お問い合わせにはお答えできません。
※製品の仕様は予告なく変更する場合があります。

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