分解・自作

デジタル・フォトアルバム「おもいでばこ」の中身を覗いてみる。

こんにちは、snappiです。前回の「テレビ録画専用外付けHDDの中身を覗いてみる。」にたくさんのアクセスとコメントをいただきありがとうございました(ボルト&ナット入りHDDには笑わせていただきました)。第2回のターゲットは、デジタル・フォトアルバム「おもいでばこ」です。

バッファローの担当さんには伝えていなかったんですが、実は僕、3年ほど前からおもいでばこユーザーなんです。最初は「またワケのわからないものを買ってきて…」と怪訝な顔をしていた家族も、写真と動画の保存・整理・再生の手軽さが気に入り、いまやすっかりおもいでばこファン。実家の両親が遊びに来たときには、写真やビデオを上映しながら近況報告したり、シャッフル再生で昔の写真・動画を懐かしんでもらったり、お世辞抜きで本当に重宝してます。まだ使ったことのない方にはぜひ一度試していただきたい!歴代バッファロー製品の中でも一二を争う傑作です!(←個人の感想です)

と、すっかり宣伝みたいになっちゃいましたが、今日の僕の役目は宣伝じゃありません。おもいでばこの最新モデルの中身を旧モデルと比較しながらご覧いただく、分解!バラしてガッテン!第2回、スタートです。

*    *    *

分解!バラしてガッテン! ―おもいでばこ(PD-1000)

バラシ用に渡されたのは、1TBドライブ搭載の「PD-1000」。僕が使っているのは500GBの旧モデルなので、モデルチェンジしたときから、1TBいいな〜ちっちゃいな〜欲しいな〜と思っていました。それがこうして手元にやってくるなんて!…でも記事書き終わったら返さなくちゃいけないんですよね(苦笑)前回は久しぶりの分解作業で緊張しましたが、今回はなんとなく落ち着いて作業ができそうです。さあ、早速作業に入りましょうか。

「PD-1000」は、幅15.4cm×高さ3.7cm×奥行き11.8cm。文庫本の上下巻セットと同じぐらいですかね。かたや僕のと同じ旧モデル(PD-100)は、23cm×3.5cm×15.5cm。体積がほぼ半分になってます。

それでは「PD-1000」の分解のスタートです。Wi-Fiを内蔵する機器のため、通常開けられない構造になっていますが、今回はバッファロースタッフの助言のもと、作業を進めていきます。まずはバックパネルをはがしていきました。こういう作業にはいらなくなった磁気カードが便利◎。分解作業のためにいつも捨てずに保管してあります。

ケースを留めてあるツメは隙間が狭くてヘラが入りません。開けないことを前提に作っているだけあります。分解マニアも逃げ出す構造ですね。今回はミッションですので避けられません。一般的に使用されない様々な工具を駆使して分解を進めます。

ようやくパコッとツメが外れました。その他のツメも、用心しつつ隣へ隣へと順に外していきました。

無事カバーが外れました。中身を見てみると、ケースの上に電子基板、その上に2.5インチHDD、そのまた上に金属カバーと、パーツが積み重なっています。まるでミルフィーユ(笑)こんなレイアウトで熱対策はホントに大丈夫なんでしょうか?

HDDの金属カバーを外すと、裏面に熱伝導シートが貼られていました。このシートを介してHDDの熱を金属カバーに伝えることで、HDDを効率よく冷やそうというわけですね。HDDと金属カバーのショートを防ぐ絶縁シートの役割も兼ねているようです。なるほど~。

HDDを外すと、基板に貼られた大きな金属プレートが姿を表します。

基板の裏側と下側ケースにも金属プレートが貼られていました。熱伝導シートを介して、下へ下へと熱を逃がす構造になっているようです。

下側ケースは、スリットの部分が凹んでおり、設置した時の通気性を確保しています。エアフローをできるだけスムーズにして、金属プレートを効率的に冷やそうというわけですね。

中身を旧モデルと比べるとこんな感じ。旧モデルは電子部品とHDDを離して余裕のあるレイアウトになっていますが、実はけっこうアッチッチになるんですよ。(←個人の感想です)かたや新モデルはかなり詰め詰めのレイアウト。これで大丈夫ということは、きっと電子部品なんかも発熱の少ないものが使われているんでしょうね。

ちなみに旧モデルの分解は簡単です。クッション材をはがしてビスを外すだけ。全部の製品がこういう設計だとバラしやすくて助かるんですけどね(笑)

バラしたパーツを並べるとこんな感じ。本当は基板の金属プレートも外したいところですが、破壊して元に戻せなくなりそうなので自粛しました。

お好きな方がいらっしゃると思いますので、基板のアップも掲載しておきましょう。左の黄色いフィルムテープが貼られているあたりがWi-Fi関連のチップですね。旧モデルでは2つあるUSB端子の1つはWi-Fi子機で埋まってしまいますが、このモデルではWi-Fiが内蔵化されて、USB端子を有効に使えるようになりました。バックアップ用の外付けHDDをつなぎっぱなしにできますね。

*    *    *

僕が使っているおもいでばこは、旧モデルとはいえまだ半分ぐらい空きがありますし、去年アップグレードキットで動作も快適になったばかり。あわてて買い換える必要はないと思ってたんですが、アッチッチになるのがどうにも気になっているんですよね。ちっちゃくて発熱も少ない新モデルを目の前にすると、うーん、やっぱいいな〜。

と、ついつい欲しくなってしまうのが僕の性分のようで。この分解コラム、このまま続けて大丈夫なのか>自分。次は何が来るんでしょうか。楽しみなような、不安なような(笑)

▼デジタルフォト・アルバム「おもいでばこ」
Amazon: 1TBモデル 2TBモデル
バッファローダイレクト(整備済製品): 1TBモデル 2TBモデル
製品情報: omoidebako.jp

※この記事は製品の中身をご紹介するもので、分解を推奨するものではありません。この記事を参考に製品を分解したために生じた破損・故障等の損害に関してはご対応いたしかねますので、予めご了承ください。
※電波に関する注意:本製品は、工事設計認証を受けていますので、以下の事項をおこなうと法律で罰せられることがあります。「本製品を分解/改造すること」「本製品の裏面に貼ってある証明ラベルをはがすこと」
※この記事はおもいでばこ(PD-1000)に関するもので、全ての製品に共通する内容ではありません。
※この記事に関する個別のご質問・お問い合わせにはお答えできません。
※製品の仕様は予告なく変更する場合があります。

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