レビュー

ケーブルの違いで充電時間が本当に違うの? 検証してみました。

スマートフォンのアクセサリーの中でも必須ともいえるアクセサリーは充電ケーブルではないでしょうか?この充電ケーブル、みなさんは何を基準に選んでいますか? 値段でしょうか? メーカーでしょうか? 今回はケーブルの違いで、生命線ともいえる充電スピードに違いがあるのかを検証してみました。

ケーブルを2種類用意して、充電時間を比較してみた


今回の比較で使用する端末はiPhone 6です。ベンチマークするポイントは5つ。
(1)【iPhone】電池残量が0%の状態から、アップルマークが表示されるシステム起動までの時間を計測
(2)【iPhone】電池残量が0%→50%→100%にチャージされるまでの時間を計測
(3)【iPhone】電圧・電流の違いを計測

テスト環境は以下になります。
・メーカー製ケーブル:バッファロー製Lightningケーブル(0.75m)BSIPC11UL075BK
・ノンブランドケーブル:某ディスカウントショップで購入した200円のLightningケーブル リール式(0.75m)
・充電アダプター:バッファロー製 超小型USB充電器 1ポートタイプ BSIPA10
・充電するスマートフォン:iPhone 6
・テスター:Coconut Battery Mobile(iPhoneアプリ)

果たしてメーカー製のケーブルと安価なケーブルで、どの程度充電時間に違いが出るのでしょうか。

(1)【iPhone】電池残量0%の状態から、アップルマークが表示されるシステム起動までの時間を計測

まずはノンブランドLightningケーブルで電池残量0%~システム起動までの時間を計測してみました。

ノンブランドケーブルは6分14秒30という結果に。
続いてバッファロー製ケーブルで計測です。

バッファロー製ケーブルは5分14秒35。

電池残量0%~システム起動までの充電時間は、バッファロー製ケーブルの方が約1分早く、充電スピードが速いという結果になりました。

(2)【iPhone】電池残量0%→50%→100%にチャージされるまでの時間を計測
次は電池残量0%~電池残→50%→100%までの比較です。
システム起動時の計測と同様に、ノンブランドケーブルから計測しました。

ノンブランドケーブルは50%になるまでは45分31秒(上左画像)、
100%充電になるまで2時間26分20秒(上右画像)かかりました。


バッファロー製ケーブルは50%になるまでは38分26秒(上左画像)、
100%充電になるまで2時間15分16秒。

バッファロー製ケーブルの方が、50%充電では約7分、100%充電では約11分速いという結果になりました。

(3)【iPhone】電圧・電流の違い
なぜケーブルが異なるだけで充電効率が変わるのか? 次は充電時の電圧・電流にフォーカスしてみました。電圧と電流の計測には、iPhoneアプリの「coconutBattery Mobile」を使用します。

この「coconutBattery Mobile」は、充電中の電圧と電流の計測ができるほか、バッテリーの温度や劣化具合など、iPhoneのバッテリー、充電に関するさまざまな情報を確認することができるアプリです。

早速、「coconutBattery Mobile」を使ってノンブランドケーブルを計測していきます。

ノンブランドケーブルは電圧4,237mV、電流468mA。計測時に気になったのは、電圧、電流の変動が大きく不安定だったということです。一時、電流は200mA台に落ち込むこともありました。

次にバッファロー製ケーブル。

バッファロー製ケーブルは電圧4,326mV、電流567mA。こちらは、さほど上下のブレ幅が少なく、安定した供給状態を保っていた感じです。電圧・電流の数値はともにバッファロー製ケーブルの方が高かったです。以上の結果を踏まえると、電圧、電流の安定性や数値の高さはバッファロー製品のほうが優秀でした。

充電スピードも、今後の充電ケーブル選びのポイントに

今回の比較実験で、充電ができることは同じケーブルでも、ケーブルの違いによって充電時間や電圧・電流の安定性が違うことが分かりました。充電ケーブルにも見た目や持ち運びやすさ、長さなどで様々な違いがありますが、見えないところでもこんな違いがあったんですね。

10分程度の違いも、朝のお出かけのタイミングには大きな差ですし、毎日の積み重ねでは何時間分の得にもつながります。充電ケーブルを選ぶとき、 見た目では見えないパフォーマンスの違いがあることは、今後覚えておきたいポイントと感じました。

※今回の比較実験はライターさんの独自調査によるものです。電源供給元やバッテリーの状態、端末の状態などの環境によって結果が左右されるため、あくまで参考値と捉えてください。
また、今回は調達の都合上、ケーブル長を合わせることはできましたが、ストレートケーブルとリールケーブルの比較となってしまいました。より厳密に調査する場合はケーブルのタイプも統一するべきであることと、複数回テスト重ねる必要があるでしょう。
テスト環境に改善の余地はありますが、実際にケーブルの変更による充電時間に差は実感いただけのではないでしょうか。

※また、Apple認証(Made for iPhone 略称:MFi)のないケーブルは、iOSのアップデートによって使用不可になる事象が報告されています。認証の有無についても、メーカー製ケーブルとノンブランドの違いとして気をつけておきたいポイントです。

今回使用したバッファロー製Ligtningケーブル
▼BSIPC11UL075BK 1点(Lightningケーブル 0.75m)
http://buffalo.jp/product/cable/usb/bsipc11ul/

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